自動電話通報装置TD110 販売終了品
無電圧a接点信号が端子台に入力されるとアナログ電話回線、ISDN回線、ADSL回線、光電話などの固定電話回線を使って予め指定の電話番号へ自動通報する自動電話通報装置です。様々な警報機や警報盤に接続して利用する機器です。
※TD110は生産終了品です。
警報(接点信号の入力)と同時に登録先に自動通報をします。 通報先と通報音声はユーザーがご自分で登録できます。
アナログ回線の他、ISDN回線、 ADSL回線をご利用の場合でもターミナルアダプター(TA)やスプリッター(分配器) にアナログ電話接続ポートがある場合は接続できます。
TD−110自動通報装置は一般加入電話回線の2線式アナログプッシュ回線(トーン式)・ ダイヤル回線専用(パルス式)のモジュラー6極2芯式です。
ホームテレフォンやビジネスフォン・4線式電話・PBX交換器・特殊機能付電話機・ゼロ発信電話・転送電話やISDN等のデジタル電話回線には接続する事は出来ません。
新製品をおすすめいたします。
接点信号監視自動電話通報装置-固定電話回線を使った緊急連絡装置
仕様
動作電源:専用ACアダプター付き(AC100V)
発報入力:無電圧リレーa接点入力1個(リード線付き)
各種警報機の出力端子の接続します。
消費電力 待機中(最大15mA)通報中(最大100mA)
使用場所:室内専用
サイズ 縦128・横88・奥行35(mm)重量200g
使用方法
1:電源を入れたとき赤ランプと緑ランプが点灯し、 数秒後に赤ランプが消灯し緑ランプのみ点灯します。(待ちの状態) Fceキーを押すか、接点信号が入力されると赤ランプが点灯し、通報開始します。
2:通報は登録した電話番号に順次通報します。通報先は4件まで登録が可能です。
1番目に登録した先が電話に出なかった場合は、この通報を終了し、 自動的に2番目に登録した先に通報を開始します。
1番目に登録した先が電話に出た場合でも、2番目の通報先が登録してある場合は2番目にも通報します。 つまり、通報先が出た・出ないに関係なく登録したさき全てに通報します。
通報先が話し中だった場合は4回(登録順)までリダイヤルをします。 1回の通報時間は呼び出し時間が約40秒で音声通話時間が約30秒です。
(通報先を1番目〜4番目まで登録してある場合は4回電話をかけます。 同じ番号を4回登録する事も可能です。アナログ回線のトーン式(プッシュ回線)は話し中以外リダイヤルしません。 出来るだけ4件全てに登録する事をお勧め致します。)
3:本製品の赤ランプ点灯時(自動通報作動中)は、接続している電話回線は話中になります。
(通報中は接続してある電話機・FAXは使えません。)
4:キーロックが設定してある場合は、Endキーを押しても通報は終了しません。
(設定を解除する場合は通報が全て終了してから解除して下さい。)
注)
ターミナルアダプター(TA)に接続して使用する場合は機種によっては通報先が1度電話に出ても 4回リダイヤルすることがあります。 つまり1度電話に出ても、あと3回同じ電話番号に通報が掛かってきます。
携帯電話の一部の機種でも同じような事が発生する場合があります。
(4件登録してある場合は最大16回通報する事になります。)
電話回線との接続
※ご注意
本製品はビジネスフォンでは使用することはできません。
ビジネスフォンとは?
交換機(PBX)と専用電話機を使った電話装置。引き込まれた電話回線を一旦交換機(PBX)に引き込んでから、会社内に電話を張り巡らします。内線電話同士でも通話することができるようになります。ビジネスフォン回線に通報装置を接続すると故障する場合があります。
(ビジネスフォンのイメージ図。)